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【INFO】コネクタが改善されたProMicroの耐久テストについて

2020年8月当社入荷分より、ProMicroのコネクタの固定部分が変更となっておりました。具体的にはコネクタにピンがつき、ピンが基板を貫通することで固定されています。コネクタの脱落を防止する策と見受けられます。詳しくは画像を確認ください。確認不足で報告が遅れてしまい、申し訳ございませんでした。

今回簡易的ではありますが、コネクタ固定部分が変更となったProMicro(以後ProMicroと記します)について、以前のものと比較して強度はどう変化したかを確認するため、ケーブルの挿抜テストを行ってみました。単純に挿抜を繰り返し、挿抜50回毎にコネクタ部分を目視で確認のうえ、QMKToolboxがProMicroを認識できるかも確認しました。
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150回挿抜時点です。
目視でわかる歪みはありません。
QMKToolboxでの認識も問題ありません。
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300回挿抜時点です。
QMKToolboxでの認識は問題ありません。
コネクタピン周りも歪みなどは見られず問題はありませんでした。

ですがコネクタ同士を嵌合するツメがゆるくなってしまってほとんど固定ができなくなってしまいました。これだとコネクタとピンに負荷が掛けられません。とりあえず今回はこれにて終了とします。左がテストを行なったもので、右は未使用のものです。見た目で違いはわかりません。
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コネクタピンの改良で強度はあきらかに増しています。しかしコネクタが元々華奢ですので、今まで通り丁寧な挿抜を心がけたほうが良いです。試しにケーブルを刺したままピンを支点に捻ると歪んで壊せる程度の強度です。

ピンは基板裏からはんだ付けで固定されています。はんだの量が少なめなので、気になる方ははんだを盛ると良いでしょう。